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日記です。 戻るときはプロフィール欄の『デーツ』から。
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エレベーターで若奥さん沖田と大学生土方の無理矢理プレイ
 
 
 
 
「やめっ、土方さん……!!」
「いいだろ、どうせ誰も見てねぇんだから……」
 
 暗いエレベーター内に、ぴちゃり、と水音が響いた。
 
 
 
 
 マンションのエレベーターが総悟と土方の二人を乗せて止まった。電気が落ち、狭い箱の中が真っ暗になる。
 
「ひ、土方さん……」
 
 総悟が土方の体に身を寄せてきた。土方も頼られている分どうにか事態を好転させようとライターを使い非常電話のボタンを探し当て押してみた。幽霊が出るかもしれないと思うだけで足が震えたが、総悟が見ている手前自分を奮い立たせた。しかし、どこにもつながらない。外が停電を起こしているのかもしれないと結論付け、悪戯に箱の中を暖めないようにライターをしまい、ゆっくり床に腰を下ろした。
 
「今日は、鳥団子鍋にするつもりだったんですけどねィ……」
 
 総悟は傍らに買い物袋を置いて呟いた。
 
「早く食いてぇなそれ」
「鶏肉、腐っちまうかも」
 
 総悟の暗い声が土方の耳に届く。慰めようと、土方は総悟の頭をぽふぽふと撫でた。すると、総悟は土方の肩に寄り掛かってくる。
 
「早く部屋戻って、風呂入って、飯食って、ゆっくりしてぇでさァ……」
 
 土方は、段々と元気のなくなっていった総悟の顎を掴み、唇を重ねた。
 
「んっ」
 
 不意打ちのキスに戸惑うも、総悟はすぐに土方に体を預けてきた。暗闇が必要以上に不安を煽るのだろう、土方は強く抱き返すことでその気持ちに答えていた。
 総悟の方から舌を伸ばし、互いを求め合った。死角が閉ざされた今だからこそ、相手の一挙手一投足に敏感になる。息が上がり始めた頃に、土方は総悟をエレベーターの床に押し倒した。
 
「やめっ、土方さん……!!」
「いいだろ、どうせ誰も見てねぇんだから……」
 


力尽きました
続きが見たい方は拍手を押したのち
コメントに「ワッフルワッフル」と書き込んで下しあ


お題はここのです
http://shindanmaker.com/10193
昨日自分でしこしこ作りました
「あなたの土沖これったー(エロス注意)」
ツイッターアカウント持ってる方はやってみてくださいな
無駄に日替わりです
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癌ダム00のブリング×リヴァイヴこばなしです。
名前見て誰かわからない方は飛ばしちゃっていいと思います。

 土方はぱちりと目を覚ました。のそりを起き上がると、夜の温度が素肌に突き刺さる。掛け時計を見上げると、まだ早朝と言うにも早い時間だった。
 次に隣を見てみれば、総悟が布団からを出して寝ていた。
 
「へぶしっ」
 
 くしゃみをしてから、顔を顰めている。起こさないようにそっと触れてみると、鼻も肩もすっかり冷え切っていた。
 
「馬鹿でも、風邪ひくぞ」
 
 布団をかけ直してやるが、それでもまだ寒そうに見える。土方は総悟の側にぴたりと寄り添い、総悟を自分の体に抱き寄せた。冷えた総悟の顔が、土方の体温を奪いぞわりと悪寒が走る。それでも土方はぽふぽふと総悟の髪を撫でていた。
 
「んー……」
 
 腕の中の総悟がもぞもぞと動いた。起こしてしまったかと、撫でるのを止める。
 
「……ひにかたひゃん」
 
 総悟は顔を土方の胸に擦りつけ、再び動かなくなった。寝ぼけていただけらしい。土方は安心してまた撫で始めた。
 にしても、寝言で自分の名前を呼ばれると何ともこそばゆい。自分が触っていることを寝ながらでもわかったのか、それとも夢に見ているのだろうか。土方の目尻が下がる。
 
「……総悟」
 
 試しに、総悟の耳元で呼び返してみた。
 途端に、総悟の顔がにへらぁっと綻んだ。ように見えた。いやこれは絶対笑っている絶対自分の声に反応して総悟は微笑んでいる。と、土方は興奮した。
 
「そーご」
 
 総悟の体を抱きしめながら、土方はもう一度呟く。総悟がくすぐったそうに身を捩ると、総悟の柔らかい髪の毛が土方の胸をくすぐる。土方は自分の中に悪戯心が芽生えていくのを感じていた。
 唇をそのまま近付け、耳朶を食む。ちろりと舐めてみると、総悟の口から「ふぁっ」と声が漏れた。土方の心拍数が跳ね上がる。耳から少しずつ下へさがり、首筋にも幾度かキスをする。キスマークをつけてやろうと唇をつけると、総悟の腕が土方の背中に回ってきた。
 
「だぁめでさァ、痕つけちゃあ」
 
 土方の背中をとんとん叩きながら、寝ていたはずの総悟が口を開いた。
 
「起こしたか?悪ィ」
「人のこと抱きしめて囁いて挙げ句耳噛んどいてそりゃあねえでしょう」
「なんだ、最初っから起きてたのかよ」
 
 バツが悪そうに土方が視線を逸らすと、総悟は土方の両頬に手を添え唇を重ねた。触れるだけでさっと離れると、土方は物足りなさそうな顔をしていた。総悟はくすくすと笑いながら、もう一度土方の胸に顔を埋めた。
 
「さっき運動して暑くなったから暖房止めたんですけどねィ、大分寒くなりやしたね」
「当たり前だ、真冬だぞ馬鹿」
 
 総悟は土方の背中に腕を回し、自分の体をぎゅうと押しつけた。
 
「もっかい、あったまりやす?」
「……お、お前がしてぇなら」
 
 その返答に総悟は目を細めた。
 
「俺はこうして暖をとりてぇんですけど、土方さんの考えてることとは違いますよねぇ?」
 
 にやにやと土方の顔を見上げる。総悟のしたり顔を見て、土方も笑った。
 
「俺だって、お前があったかくしてりゃ何でもいいよ」
 
 そうして再びまふまふと総悟の頭を触る。期待していた反応とは違うので、総悟は頬を膨らませた。
 
「土方さん、ホントに俺に甘い。ガキ扱いすんなィばーか」
「はいはい」
 
 更に子供扱いするように、土方は総悟の前髪をかき上げ、額にキスをした。総悟は更に不満げに頬を膨らませる。その様子が土方にはかわいくってかわいくって仕方がない。
 
「しょうがねぇだろ。お前のが年下なんだし」
「そろそろ俺の事を対等に見たっていいと思いやすぜ?少なくとも腕っぷしじゃ俺のが上だし」
 
 得意げに鼻を鳴らす総悟の、鼻を土方は抓んだ。
 
「むきゃっ」
「あーまだ冷てぇな」
 
 土方はリモコンで暖房の電源を入れてから、また総悟をきつめに抱きしめた。
 
「体冷やしてんじゃねーよ」
「俺だけの体じゃねぇから、ですかィ?」
「まぁ、実際、お前だけの体じゃねぇけど」
 
 土方の胸に頬を寄せながら、総悟は口を開く。
 
「土方さんがいつまでたっても俺をガキ扱いする」
「実際お前がガキなんだろうが」
「でもそりゃあ土方さんが俺をガキ扱いしてっから俺もいつまでもガキなのかもしれねぇですぜ?」
 
 総悟は、土方の顔を見上げた。大きな茶の目が、土方の顔を射貫く。
 
「……甘いんだよなぁ、お前に」
「甘いんでさァ。それじゃ、旦那になっちまいまさァ」
「アイツの名前は出すな」
 
 途端に声色が変わった土方に、総悟はケラケラと笑った。
 抱きしめあったままただだらだら触れ合っていると、いつの間にか外は白んでいた。

ねえ土方さん知ってやしたか?
知らねえ。
すっげえことがわかったんですよ。
何だ?
俺ね、土方さんのことが好きらしいんですよ。
へえ。すげえな。
しかも、それだけじゃねぇんですぜ。
まだなんかあんのか。
その上、大好きみてえなんですよ。
そりゃあすげえなあ。
ねえ、土方さんは?
ん?
俺のこと好きですかィ?
好きっつったら、驚くか?
別に。わかりきってたことですから。
そうか。
土方さん。
なんだ。
こっち見て下せえよ。
なんでだよ。
あ、俺のこと見ねぇ。照れてんだ、大の大人が好きとか言われただけで照れてんだ。
うっせぇなあ仕方ねぇだろ。
土方さん好きですぜー大好きですぜー。
安売りすんな馬鹿。そういうのは気持ち込めて一言言えば十分なんだよ。
じゃあ、気持ち込めて一言言って下せぇ。
え……。
ほら、早く。
……無理。
土方の腰抜け腑抜け女男。
あーあーいいよそれで。
土方さんのばーかばーか。





まさにやおい!!

「うわ、これすげー匂い」

固形シャンプーに鼻を近付けていた総悟の大きな声が、浴室に響いた。その声をかき消すように、土方がシャワーをひねる。

「ほらこっちこい。洗ってやるから」

 手招きして総悟を自分の前に座らせ、土方は目の前の柔らかい髪の毛に湯をかけていく。

「ちょっ、顔濡れちまいまさァ!」

総悟の苦情も聞き入れないまま土方はひとしきり湯をかけ終え、総悟の手からシャンプーをとった。

「これ石鹸みてぇですけど、本当にシャンプーなんですか?」
「らしいぞ」

その固形石鹸に見えるシャンプーで総悟の頭をなでると、みる間に泡立ち、甘い香りが広がった。

「甘ぇ。何の匂いですかィコレ?」
「ココナッツだろこれは」

そう言いながら、土方は総悟の髪をわしゃわしゃと洗い始めた。浴室の中にココナッツの甘ったるい匂いが広がっていく。

「なんか、食べれそうな匂いですね」

総悟は自分の頭を完璧に土方に預けながら言った。

「そう言って喜ぶだろうと思ったんだよ」

土方はしっかり泡立ったシャンプーの泡を、どうにかソフトクリーム状にできないか奮闘していた。

「あっちの石鹸もいい匂い?」
「あれは蜂蜜配合だと。肌つるつるになんだとよ」
「へー。どこで買ったんですかィ?」
「駅前」
「若いお姉ちゃんに混じって?ひとりでこんな石鹸買ったんですかィ」
「……ああ」

 総悟は嬉しそうにくすくす笑っていた。 とりあえず、総悟の髪の毛をサリーちゃんのパパ状態にしてみる。鏡の中の総悟と目が合った。自分の頭に気づいた総悟は声色を変える。

「俺で遊ぶんじゃねぇよ土方。石鹸食わして口から泡ふかすぞ」
「はいはい」

ほほ笑みながら、土方はシャワーを握った。総悟の頭のてっぺんから湯を流す。顔にシャンプーや湯がかかったせいか暴れたが、気にせず流す。シャワーコックをひねって水を止めると、総悟が顔を押さえてジタバタしていた。

「げっほ…鼻……っ、ばなにっ、入った……!」
「ああ、悪い」

悪びれた様子を微塵も見せずに言い放つと、土方の口目掛けて石鹸が飛んで来た。

「がぼッ!?」
「よっしゃクリーンヒット!」

嬉しそうにガッツポーズをとる総悟に怒鳴り散らしてやりたいが、口の中の石鹸が邪魔して叶わない。土方の鼻を蜂蜜の甘い香りが覆った。
 どうにか口から石鹸の塊を抜き取ると、土方は総悟の足元に向かって投げ返す。

「なにしやがんだてめぇ!!」
「だから、食わそうと思って」

 ちゃぷんと湯船につかった総悟の姿を見て頭をがしがしとかき回してから、土方もそれに続いた。
 総悟の隣に腰を据えると、総悟の頭から甘い匂いが漂ってきた。

「……なんですかぃ?」

 自分の顔を見られていると思い、総悟は怪訝な顔で土方に尋ねた。

「いい匂いがする」
 総悟の頭に自分の顔をぽふんとくっつける。ココナッツの香りと柔らかな髪の感触が、土方の心をくすぐった。

「……土方さん、このシャンプー気に入ったみてぇですね」

 総悟の耳が、赤くなっているのが見えた。

「これ、毎日つけようかな」
「そりゃだめだ」

 土方が間髪入れず返事をすると、総悟はなんでですかィ、と口を尖らせた。しかし、土方は笑ったまま何も言わなかった。



『こんなかわいい総悟を、誰かに見せてたまるか。なんて思ったなんていえねぇよ馬鹿』

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